校章
言わずと知れた我らが母校、上智大学の校章。襟の左に付ける。七宝焼の青く光るその美しさは母校の誇りを部員に呼び覚ます。
A真田堀(さなだぼり)
伝統あるリーダー部の練習場所。この場合大学正門前にそびえる土手のことを指し、体育会各部が練習に励む真田堀グラウンドを一望に収める。
発声練習にはまさに絶好の立地であり、練習中の選手はリーダー部員の雄叫びに振り返らずにはいられない。
桜の木が土手沿いに植わっており、春には満開の桜が人々を魅了する都心有数の花見スポットでもある。
しかし、夏ともなれば桜の葉を好物とする「モンクロシャチホコ」の終齢幼虫や蚊などが大量発生。拍手・基本動作時には足は動かさず、もっぱら上半身のみ動かすため、上智応援団リーダー部員は真田堀に生息する無数の蚊にとって格好の標的。練習後は足が蚊に刺された跡だらけになっていることは、珍しくない。一刻も早い駆除が求められる。
一般の通行人がひっきりなしに通ったり、カップルがベンチで愛を誓い合う横で雄叫びをあげることに入団当初は抵抗を感じるが、1週間もたてば度胸が付き、何も感じなくなる。
こうしてリーダー部員がまた一人誕生する。
ここでは上智大学応援団リーダー部で日ごろ使われている用語を説明致します。
このページを通して、我々に興味を持って頂ければ幸いです。順次更新していく予定です。
@バッジ A真田堀 B10講脇 C発声練習 D押忍 (9月30日C・D追加)
連盟バッジ
上智大学応援団も加盟している、全日本学生応援団連盟のバッジ。連盟に所属する大学応援団のリーダー部員は全員付けることになっている。上智では襟右側に付ける。
D押忍 おす
我が上智大学応援団リーダー部では挨拶や演技の最中でも「押忍」を使う。
押忍の定義や意味付けは多々あるのでここでは省略させて頂くが、使用例を紹介したい。
@筋トレ・拍手・基本動作などの掛け声としての使用
数を数えて練習する際に、数を数えられたらすぐに「押忍」と言う。
例) 上級生 「基本動作、構え!」
上級生 「基本動作、100始め!」
上級生 「1!」
下級生 「押忍!」
上級生 「2!」
下級生 「押忍!」
・
・(以下同様に続ける)
・
上級生 「ラスト!」
下級生 「押忍、ごっつぁんでした!」
A挨拶としての使用
上級生が眼中に入ったら、すぐに下級生は「押忍、失礼します!」と言う。
また下級生が上級生に、水を飲んだり、学ランの上を脱ぐことを許可されたときにも使う。
飲食をおごって頂いた時は「押忍、ごっつぁんでした!」と言う。
「ごっつぁんでした!」は日常語の「ありがとうございました」に相当。
B演技での使用
校歌・応援歌・拍手のリーダーは全て一礼してから「押忍」と言い、演技を始める。ちなみにチアと吹奏はリーダーが「押忍」と言った瞬間に頭を下げる。
@バッジ
リーダー部員が学ランにつけているバッジは3つあり、それぞれに意味がある。
B10講脇(じゅっこうわき)
雨により真田堀が使えない場合や筋トレに使用する練習場所。10号館講堂脇の軒下の一角を指す。
窓ガラスが後ろのビルの光を浴びて反射することにより、鏡のようになり、自分の振りを確かめることができる。
他にもホフマンホール一階に通じる階段の横の地上(図書館の左隣、パワーステーション前)は団旗練習の際に使われ、団旗の壮麗な姿は道行く学生の視線を釘付けにする。
C発声練習
真田堀での発声練習は、大体練習開始後すぐに行われる。
言っている内容がわからないとよく言われるので、説明しておくと、最上級生の指揮の元に行われ、以下の手順を踏む。
【全員での発声練習】
最上級生 「発声ーー!」
下級生 「押ー忍!」
最上級生・下級生 「フレーェエー!」×3回
*最上級生に引き続き、下級生も発声します。
この際の「フレー」の掛け声は安定したら、途中から終わるまで強くしていきます。
最上級生・下級生 「ソー!」 「フィー!」 「アー!」 「セー!」 各1回
*この場合も先ほどと同じ通り、掛け声は安定したら、途中から終わるまで強くしていきます。
【個人での発声練習】
部員全員での発声練習が終わると、一人ずつでの発声練習が始まります。
最上級生 「(部員名)!」
名前を呼ばれた下級生 「押ー忍!フレーェエー!」×約3回
*この合間に先輩の指導が入ります。
部員全員が練習し終えると、最上級生が自分のタイミングで
「フレーェエー!」×約3回を行った後に、
「発声止め!」
と言い、
下級生はそれに対し声を合わせ、「押忍、ごっつぁんでした!」と言います。
以上が発声練習の一通りの流れです。
団バッジ
団員(主にリーダー部員)が左胸ポケットに付けるバッジ。正式に入団を許されたものだけが付けることを許される。近年では上南戦全試合終了後、団長より手渡される、思いの詰まったバッジである。鷲をかたどったデザインとなっている。